当院における新型コロナウイルス感染症対策
基本的に、普段から飛沫感染や血液感染に対する対策を徹底し診療しております。
今回の、新型コロナウイルス感染症に対して以下の対策を追加しております。
・イオニアミストプロにより、院内全ての箇所を抗菌、抗ウイルス対策施しております。
・待合室や診療室での混雑緩和のために予約制限をさせていただいております。
・診療室だけではなく、待合室やお手洗いなど、利用者ごとに毎回消毒しております。
・院内の換気を空気清浄機などの空調機だけではなく、定期的に行っております。
当院の院長は歯科医師になって以来、25年以上(※)にわたって数多くの入れ歯治療を手がけてまいりました。その間に製作した入れ歯の数は6,000症例(※)にものぼります。
噛める、痛くない、外れない入れ歯を作るためには、治療過程での「精密な型取り」や「噛み合わせの分析」が欠かせません。しかし、これらの技術を習得するには豊富な経験が必要です。そのため、歯科医師なら誰でもうまく入れ歯をつくれるわけではないのです。
その点、院長は院内の診療だけでなく、訪問診療でも入れ歯の製作や修理・調整を行ってきた経験があります。訪問診療とは、寝たきりの方や治療困難な患者さまの元へ伺って行う歯科診療のことです。患者さまのご自宅や介護施設の環境は、当然ながら設備面で歯科医院とは異なる上、患者さまのお体の状態が思わしくないケースも少なくありません。
入れ歯治療の観点から見ると、訪問診療は診療時の条件が歯科医院での診療に比べ、大きく制限されてしまいます。しかし、こうした厳しい条件下で数多くの入れ歯治療を行ってきた経験は、安定して噛める、痛みの少ない、外れにくい入れ歯を作るための技術として、当院の入れ歯治療にも活かされております。
入れ歯が痛む、噛めない、外れるといったお悩みがありましたら、私どもにおまかせください。6,000症例以上(※)の治療実績と、25年以上(※)の経験を持つ歯科医師が治療を担当いたします。
※ 2020年現在
入れ歯には健康保険を適用して製作するものと、自費で製作するものがあり、当院ではどちらの入れ歯でも最善を尽くしてお作りします。
しかし、保険の入れ歯は使用できる材料や治療法に制限があることから、患者さまのご希望を叶えられない場合もございます。そのため、より自然な見た目や噛み心地、耐久性をお求めの方には、自費治療の入れ歯がおすすめです。
当院の入れ歯治療で多くの方に喜んでいただいているのは、「ノンクラスプデンチャー」という部分入れ歯です。保険の入れ歯の場合、お話している時や笑った時に、金属の留め金「クラスプ」が見えてしまうことがあります。そのせいで、入れ歯だとほかの人に気づかれてしまい恥ずかしいとのご意見を多く耳にします。私どもがおすすめするノンクラスプデンチャーは、金属の留め金を使用しないため、入れ歯だと気づかれにくい自然な口元にすることが可能なのです。
ノンクラスプデンチャーに力を入れる当院では、下記のようなこだわりを持って治療を進めております。
入れ歯だとわかりづらい自然な見た目にするポイントは、入れ歯の歯ぐき部分をどう作るかです。可能な限り患者さまの歯ぐきに近い色の入れ歯とするため、ピンクのレジン(プラスチック)部分を3種類から選択できるようにしております。このレジンは0.5ミリと非常に薄くできるので、本来の歯ぐきの色が透けて見えることも。この薄さが入れ歯をより自然に見せてくれるのです。
さらに、周りの歯との調和を意識したり、歯があった頃のお写真を持参してもらい参考にしたりして、見た目の自然さを追求しております。
入れ歯は、日々のお食事などで変色してしまうことがあります。そこで当院では材料レベルから変色・着色が発生しにくいものを選び、ノンクラスプデンチャーを製作。変色を気にせず、長くお使いいただける入れ歯をお作りします。
私どもがノンクラスプデンチャーをおすすめする理由は、入れ歯の使用感も重視しているからです。この入れ歯は厚みを薄く作れる上に、適度な柔らかさもあるので、お口の中に違和感なくフィットしやすいという特徴があります。
さらにノンクラスプデンチャーは、残っている歯に金属の留め金を引っ掛けずに装着できる点もメリットです。残っている歯への負担を少なく抑えられ、保険の入れ歯に比べて安定しやすいのでよりしっかりと噛めます。
「入れ歯はまだ早い」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし当院では、年齢のお若い方にもぜひ一度、入れ歯について考えていただきたいと思っています。そうすれば入れ歯が必要になった時、より良い選択ができるのではないでしょうか。もちろん、今お使いの入れ歯の見た目が気になる、歯を失ってうまく噛めないといったお悩みも、お気軽にご相談ください。快適に使えて、自然な見た目に仕上がる入れ歯治療をご提案いたします。
入れ歯のふさわしい形とは、患者さまのお口の状態によって異なります。ひとつとして同じ入れ歯にはなりません。
例えば、歯が何本残っているか、歯が残っている場所はどこかによって入れ歯の形は変わります。さらに、入れ歯を支える歯ぐきの厚みや弾力、あごの骨の量によっても入れ歯の適切な大きさや厚みに違いが出るのです。
それらに加えて、患者さまのお悩みやご希望も千差万別。固いものが噛めない、おしゃべりや食事の際に外れやすい、人前で話す時に入れ歯が目立つのが嫌、あまりお金をかけずに入れ歯を作りたい…など多岐にわたります。
特に部分入れ歯の場合、お口の中の一部分の入れ歯だからと、似たような症例に見えてしまうことが多いものです。しかし、たとえ同じ場所の歯を失っていたとしても、患者さまにとって本当に使いやすい入れ歯はお一人おひとり異なるものであり、100人の方がいれば100通りの入れ歯製作が必要なのです。
そのため当院では、画一的な治療は行いません。それぞれ患者さまに合わせて、一から設計することにこだわったオーダーメイドの入れ歯をお作りしております。
前述の通り、当院がおすすめするのは、見た目がきれいでお口の中になじみやすく、痛みの少ない「ノンクラスプデンチャー」です。
とはいえ、このノンクラスプデンチャーはプラスチックを材料としているため、お口に入れた際の異物感を強く感じられる方もいらっしゃいます。また、噛む力が強い方、お口へのフィット感を追求される方には、プラスチックで作るノンクラスプデンチャーでは対応しきれない場合もございます。
そのような場合に、当院では金属を併用したノンクラスプデンチャーのご提案も可能です。金属はプラスチックと比べ強度に優れ、さらに厚みを薄くできます。前歯などお口を開けた際に見える部分はプラスチックを使用してきれいな見た目を確保し、奥歯など見えにくい部分には金属を使用して、強度アップと異物感の軽減の両立も可能です。
私どもは、このように入れ歯の素材や設計に工夫してお悩みを解決し、ご満足いただける入れ歯治療のご提供を心がけています。ぜひお気軽にご相談ください。
当院では、お口にしっかりフィットし噛みやすい入れ歯のご提供に努めております。
入れ歯が合わない原因の多くは、入れ歯の内面(床といいます)と入れ歯を支える歯ぐきとの間にできる隙間です。入れ歯は吸盤と同じしくみで歯ぐきにくっつきます。そのため、隙間があると吸盤がくっつかないのと同じように、入れ歯も歯ぐきとの間に隙間があるとくっつかず、ガタついたり外れたりするのです。
この隙間ができないようにするには、精密なお口の型取りが欠かせません。私どもは、精密な型を取るため、患者さまお一人おひとりに「個人トレー」と呼ばれる専用の道具をオーダーメードでご用意しております。
トレーとは型取り材を乗せる枠のことです。既製品のトレーではなく患者さまごとに「個人トレー」を使用し、より精密な歯ぐきの型を取れるようにしています。さらに、シリコン製を中心に型取り材を複数ご用意し、お口の状況に合わせて素材の併用や使い分けをして、より変形しにくい型取りを行っています。